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肺がん

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FAQ

検査を行なうために入院を勧められました。日帰りではできないのでしょうか?

肺がんの診断には、気管支鏡下あるいはCTガイド下生検が主に行われます。当院においては、より正確な病理診断及び病期分類を目指している故に、以前にも増して検査手技の難易度が高くなってきています。そのため当院では患者さまへの安全面を第一に考え、原則入院で実施するようにしています。一つの検査を実施する場合は一泊二日、二つ以上の検査を実施する場合は二泊三日となります。

小細胞肺がんと診断されて脳への放射線療法することを勧められました。どうしてですか?

肺がんの脳転移を制御することは患者さまの全身状態を保ち治療を継続する上で非常に重要です。特に小細胞肺がんは化学療法や放射線療法に感受性の高い肺がんであり、脳転移に対しても放射線療法は非常に効果的です。昨今、小さな脳転移であれば、定位放射線治療やガンマナイフが行われますが、大きいものや個数の多い場合は全脳照射を行います。また限局型小細胞肺がん(胸に限局しているもの)に対し化学療法と胸部放射線療法が同時に実施され、非常に効いた場合には予防的全脳照射を行うことで生存が延びることがわかっています。ただし、予防的なものを含め全脳照射の実施に際しては、年齢や認知機能などを総合的に考慮した上で決めることになります。

喫煙者と非喫煙者ではどのくらい肺がんにかかるリスクがことなるのでしょうか?

喫煙者の肺がんの発生は非喫煙者に比べて約4倍から10倍といわれています。そのため、肺がんを防ぐには、禁煙が最も有効であるといわれています。また、喫煙者であっても、禁煙することにより肺がんの発生率を低下させることができます。しかし、近年では非喫煙者の肺がんが増加しており、原因は定かではありませんが、受動喫煙や生活習慣が関与しているかもしれません。

私はタバコを吸わないのですが、家族に喫煙者がいるので受動喫煙により肺がんの発症リスクが高いのではないかと心配です。

近年、非喫煙者の肺がんが増えてきており、そのほとんどが非小細胞肺がんの中の肺腺がんです。おそらくは受動喫煙環境(非喫煙者が喫煙者の煙を常日頃から吸引するような環境)が影響していると思われます。心配な方はドック検診や呼吸器内科・呼吸器外科の受診をお勧めします。

高齢なので、体力的に手術ができるか心配です。

現在、高齢者肺がんの定義は75歳以上になっており、暦年齢だけで手術の可否を決定することはありません。暦年齢ではなく見た目年齢も重要視しています。術中・術後に危険因子となる併存症の有無も手術適応を決める上で重要になります。肺機能検査で1秒量(強制的に1秒間に吐く息の量)が1リットル以上であることが肺切除行うための目安にはなりますが、肺区域切除・肺部分切除などの肺縮小手術が可能なケースもあり、その場合にはその限りではありません。詳細は診察時にご相談ください。

早期の肺がんには手術や化学療法、放射線療法の他にレーザー治療も有効だと聞いたのですが、 レーザー治療を受けることはできますか?

早期の肺がんは原則手術を行います。医学的な理由により手術に耐えられない患者さまには、定位放射線療法や凍結療法を行います。 当院で行っているレーザー治療は主に光線力学療法(PDT; Photo dyanamic Therapy)という低出力レーザー治療で2014年に導入しています。早期の中枢型肺がんに対するPDTの治療成績は非常に良好です。また肺がんが進行し太い気管支に及ぶと呼吸をするための空気の通り道が狭くなって呼吸困難が出現し、患者さまの生活の質が著しく低下します。そのような場合にも症状緩和を目的としたPDTを行うことがあります。PDTを希望される方は診察の際に医師にご相談ください。また他の方法として、気道ステント・高周波・アルゴンプラズマ凝固焼灼術(APC)・バルーンなどを用いた気道拡張術にも呼吸器外科と協力して取り組んでいます。

術後まもなく歩行などのリハビリが始まりましたが、すぐに動いても大丈夫ですか?

術後早めに動いてもらうことによって、術後合併症の予防や日常生活への早期復帰につながります。
そのため、術後早期からの活動を促すために専任の理学療法士によりリハビリテーションが行われています。


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