【患者さま、患者さまのご家族へ】がん疾患から探す

このページを印刷

頭頸部がん

  • 概要
  • 専門医師
  • 治療実績

概要(治療の現状と今後の方向性)

頭頸部(とうけいぶ)がんとは

いきなり「頭頸部がん」といわれても、恐らく皆様はぴんとこないと思います。この「頭頸部」というのは鎖骨から上で頭の中や目、頸椎を除いた領域で、実は耳鼻咽喉科の診療範囲である耳・鼻・口・のど(咽喉頭)、さらに首などが相当します。そしてこれらの領域にできたがんを総称して「頭頸部がん」と言います。その中には耳のがん(非常にまれですが)、鼻のがん、舌や口のがん、のど(咽喉頭)のがん、さらに首にできる甲状腺がんなどが含まれます。なお、良性腫瘍も含めた場合には「頭頸部腫瘍」 とも呼ばれます。

この頭頸部がんの発生頻度はがん全体の約5%とそれほど多くないため、世間的にはあまり知られていません。しかし最近この頭頸部がんに罹った有名人が多く報道されていますがご存知ですか。例えば歌手の○○さんが喉頭がん、タレントの△△さんは中咽頭がん、落語家の□□さんは下咽頭がん、政治家の××さんは舌がんといった具合です。この様に書かれれば、なるほど頭頸部がんとはこういったがんを言うのか納得される方も多いと思います。

頭頸部がんはどんな特徴があるのでしょうか
  1. 頭頸部は呼吸・食事・話す・聞く・見るなど生命の維持やコミュニケーションのための大事な機能が集中しています。そのため頭頸部がんが進行すると、がん自体によってあるいはがんの治療のためにそれらの機能が損なわれることになり、折角がんが治ってもその後の生活の質(QOL)の低下は著しいものとなります。従って予防と早期発見が重要となります。
  2. また、頭頸部は絶えず外界にさらされるため、病気そのものや治療に伴う外観の変化がどうしても目立ってしまい、これも患者さんにとってはつらいものとなります。それを防ぐには、やはり早期発見です。
  3. 頭頸部というのは狭い範囲ですが、鼻・口・のどなどがんが生じた部位によってその原因・症状・治療法・悪性の度合いなどが違っているため、別々のがんとして考える必要があります。
  4. 頭頸部領域のがんは手術だけでなく放射線治療や抗がん剤治療など様々の治療法が有効なことが多く、治療効果を強くしたり治療後の障害を少なくするために、これらの方法を組み合わせた治療(集学治療と言います)がいろいろと工夫されています。

それぞれのがんについてもう少し詳しく知りたい方は図の部位のところをクリックしていただくと、そのがんについてのページが開かれます。そのがんの原因と予防法、症状と早期発見法、代表的な治療法などを解説します。これらの記事を読んでいただいて、頭頸部がんについての知識を深めていっていただければ幸いです。

がん疾患名

頭頸部がん

主診療科

耳鼻咽喉・頭頸部外科、歯科口腔外科

関係する診療科
<連携診療科>

診療科名

連携内容

目的

腫瘍内科

化学療法

併用によるがん治療

放射線科

放射線療法

併用によるがん治療

形成外科

手術

手術協力

呼吸器外科

手術

手術協力

消化器外科

手術

手術協力

脳神経外科

手術

手術協力

病理科

病理診断

病理診断

集中治療部

術後全身管理

術後全身管理

麻酔科

麻酔

手術時麻酔

関係する
サポート

サポート

連携内容

目的

理学療法士

リハビリテーション

呼吸及び身体機能回復のリハビリ

緩和ケア科

緩和サポート

身体的・精神的苦痛などのケア

臨床心理士

診療サポート

カウンセリングの実施

歯科

口腔ケア、義顎義歯作成

栄養士

栄養指導

栄養管理指導

薬剤師

医薬品の調剤・情報提供

調剤・服薬指導及び相談など

地域医療支援部

在宅医療対応

在宅医療


Copyright © Kameda Medical Center. All rights reserved.