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概要(治療の現状と今後の方向性)

内科的治療

【現状】

肺がんの診断については、呼吸器内科にて行なっています。当科での診療内容は主に肺がんの診断・治療、慢性呼吸不全の憎悪管理・包括的呼吸リハビリテーション、喘息の慢性・急性管理、肺炎の治療などが中心となっていますが、中でも肺がん患者さまが一番多い状況です。当該患者さまの平均年齢は、南房総における高齢化率に比例し、70歳代と平均年齢も高くなっています。開業医の先生方とも連絡を密にし、検査を行なう場合には、速やかに診断・入院ができるよう努力しています。治療に関しては、呼吸器外科はもちろんのこと、放射線科医・腫瘍内科医とも連携を密にとり、肺癌診療ガイドラインに沿って治療を進めています。更に術後のリハビリ、緩和ケアに対しても、当院では充実したサポートを受けられるのが大きな特徴といえます。肺がん及び呼吸器疾患の原因は、タバコが大きな要因となっている為、予防に関しても力を注いでいます。禁煙外来の設置、敷地内禁煙、近隣教育機関での喫煙防止講座など積極的な禁煙活動も展開しています。

【今後の展望】

今後は肺がん治療においても十分に力を発揮できるようチーム医療を展開していきたいと考えています。また、高齢肺がんに対しても様々なアプローチを考えて行きたいと思います。

外科的治療

【現状】

外科適応となった肺がんの治療は、呼吸器外科にて対応します。当科では肺がん治療を中心に、気胸、縦隔腫瘍などの各種疾患も手がけており、その治療にあたっては患者さまに対し安全でかつ苦痛の少ない治療を心がけています。気胸、縦隔腫瘍、膿胸などは積極的に胸腔鏡下手術を行い、早期退院が可能となっています。
肺がん治療に関しては手術療法(胸腔鏡補助下・肺葉切除)を中心とし、これに化学療法、放射線療法、温熱療法などを組み合わせた総合的治療を行っています。又、気道狭窄に対する硬性又は軟性気管支鏡によるステント挿入など患者さまの苦痛を除く為の手法も多く手元に置き、積極的な緩和治療の一部として有効に活用しています。肺切除前後の呼吸器リハビリや緩和ケアにつきましても、それぞれ得意とする専門科と連携していますので、患者さまの状態に合わせサポートすることが可能です。また、セカンドオピニオン外来でも広く対応しています。

【今後の展望】

患者さまの状態に即した手術を施術を行うのはもちろんのこと、術後の生活に配慮した根治性の高い治療を提供していきたいと考えています。
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